子どもがストーブで火傷した時の応急処置!病院は何科に行く?

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tore74

気がつけば立冬も過ぎ、日中冷え込む日も出てきました。

ストーブやコタツが恋しい季節になりましたね。もう出しましたか?

散歩に行って、どんぐりや紅葉した葉っぱを拾ったりするのも楽しいですが、 たまには部屋の中でのんびりしたい時もあるかと思います。

そんな時に限って、子どもがストーブに触って火傷しちゃった!どうしたらいい!?

まず、自宅でできる応急処置をご紹介します。

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ストーブで火傷した時の応急処置の方法は?

ストーブに限らず、火傷をした場合はすぐに冷水で冷やしましょう。

水道水を流しながら20分くらい冷やしたいところですが、子どもはなかなかじっとしてくれません……。

ゴソゴソ動きまわる時や頭など、水をかけにくい場合は、保冷剤などをタオルで包み頻繁にあてる、という方法もあります。

発熱時に額に貼るシートは徐々に熱を奪いますので、急激に冷やさなければならない応急処置には適しません。使用しないほうがいいでしょう。

冷やすことで、痛みをやわらげます。

火傷部分の熱を下げ、火傷が広がるのを抑える効果もあります。

衣服の下を火傷してしまった場合は、衣服の上から水をかけます。

火傷をした部位だけでなく、その周りにも水をかけてくださいね。

充分に冷やしてから服を脱がせますが、この時に決して無理はしないこと!

ムリヤリ脱がそうとして皮ふがはがれてしまった場合、治るのに時間がかかってしまいます。

思いきってハサミを使用するか、そのまま病院に行きましょう。

応急処置の注意点

小さな火傷であれば充分に冷やし、そのまま様子をみたのでいいと思います。

ですが、翌日水ぶくれができてしまったり、強い痛みが続き子どもの機嫌が悪い時には病院へ行きましょう。

水ぶくれはつぶさないように気をつけて!

気になって触ってしまう子もいるかと思いますので、ガーゼなどをあてて保護するといいですね。

昔から、火傷にはアロエ、といわれます。他に、油を塗る、というのもあるそうですね。

しかし、どちらも傷口からばい菌が入ってしまう可能性がありますので、しないように。

現在、火傷や傷の治療に『湿潤療法』という方法を採用している病院もあります。

消毒は一切使用せず、傷口が乾燥しないようにして治療する方法です。

痛みが少ない、傷の治りが早く痕が残りにくい、というメリットがありますが、『湿潤療法』を取り入れている病院はまだまだ少ないように感じます。

人間を含め、動物には『治癒力』というものが存在します。

動物たちは、傷ができると舐めて治しますよね。それと同じです。

自分の治癒力を最大限活かしてあげよう、というのがこの『湿潤療法』です。

家庭でも『ラップ療法』として実際に行った方もいるかもしれません。

傷口をしっかりと洗い、消毒薬は使用せずにラップで覆うという簡単な方法です。

どうして消毒薬を使わないの?というと、消毒薬はばい菌だけでなく、自分の正常な細胞も殺してしまうからなんです。

しかし、

  • 土や砂が入り込んで、洗っても取れない。
  • 錆びたクギがささった。
  • 広範囲を擦りむいた。
  • 傷が深そうだ。
  • 動物に噛まれた。

など、『ラップ療法』は適さず、病院へ行った方がいい場合もあります。

素人判断で『ラップ療法』を行うと、化膿してしまう可能性もあります。

その部位が化膿してしまう場合はまだいいですが、傷口が腐ってしまったり、敗血症(はいけつしょう)にもなりかねないと聞きます。

心配なときは、医師に診せると安心ですね。

子どもが火傷した時、病院は何科に行けばいい?

皮ふ科、もしくは形成外科に行きましょう。    

ただし、体表面積の10%以上(片足以上や、お腹全体程度)を火傷してしまった場合は、濡れたシーツなどで全身をくるみ、すぐに病院へ!

広範囲の火傷は命の危険があります。

因みに大人は20%以上で命の危険があるといわれています。

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今後、同じことを繰り返さないようにできることは?

ストーブで火傷をしたのならば、ストーブを置かないようにしましょう。

どうしても置くときは、ストーブを囲む柵を購入し取り付ける、という方法もあります。

他に火傷の危険があるものは炊飯器やアイロンもあります。

湯たんぽ、電気カーペットも低温やけどの危険があります。

ふとんの中に入れた湯たんぽは寝るときには出す、子どもが寝たら電気カーペットの電気は消す、などの対策をとりましょう。

炊飯器や電気ポットの蒸気はモクモクふわふわしていて、子どもはつい触りたくなるようです。

友人の娘も手を出していたことがあり、あやうく火傷をするところだったということを言っていました。

キッチンに柵をして入ってこないようにするのが一番安全ですが、それができない場合、炊飯器は子どもの手が届かない所に置きましょう。

小話をちょっと

友人は幼いころ、アイロンをひたいに押し当てた(゚Д゚;)そうです。

その友人の兄は腕にアイロンを当てたとか……。

彼らに、やけど痕などは全く残っていないので、おそらく短時間だったのではと思いますが、聞かされたときは身震いする思いがしましたね…。

シワシワになっているハンカチや洋服がきれいになっていくのは不思議なもの。

ぼくも、わたしもやってみたい!と、手が伸びてきて危険ですよ。

アイロンは子どもが寝てからかけるのがいいでしょう。

電源を切ったから、コンセントを抜いたからといって、油断は禁物です。

電源を切っても、表面はしばらく高温を保っていますので、子どもの手の届かないところで冷ますようにしましょう。

まとめ

危険なものは、子どもの手の届かない所に置くのが原則です。

「そうはいっても、作業台が狭くなったりして大変!!」ですよね。

なにかと気を使う場面が多くなるのですが、それも小さい時だけです。

大きくなれば危険なものがわかり、手を出さなくなるはずです。

万が一手を出したら、しっかりと叱るようにしましょう。理由も添えて下さいね。

そうすれば子どもも、『これは触ったらダメなんだ』と理解してくれます。

柔らかく言うと、『遊んでくれている!』と喜んでしまう事もありますので、メリハリをつけて叱ることが大切です。

火傷など、ケガをしないのが一番いいですが、子どもは思い通りには動いてくれません。

親ができるのは、危険をできる限り取り除いてあげること。

室内でも親子で楽しく過ごせるといいですね。

参考 京都逓信病院:湿潤療法により、痛くなく、早く、きれいに傷を治す