少女コミックでありながら、 いかついゴリラのような男が主人公である異色の漫画「俺物語!!」。
人気漫画であり、アニメでも人気を画したこの作品が映画になります。
もはや人気の出た少女漫画のお決まりのパターンですね(´∀`)
で、実写になるとまず心配されるのが「コケるんじゃないか?」ですよね。
僕自身、「俺物語!!」がすごく好きで、 思い入れがあるだけに気になるところです。
この作品の映画版がうまくいくかどうかの大きな要素はやっぱりキャストではないでしょうか。
ということでキャストについて考察してみました〜。
キャストの見た目について
まずはやっぱり剛田猛男! 彼を演じるは鈴木亮平さん。
見た目はかなり似せてきていますね(笑)
このクオリティならばひとまずは批判は受けないんじゃないでしょうか。
驚きなのは、この役をやるために体重を30キロも増やしたということです。
役者さんって演技だけじゃなくて、 体型からその人物になりきったりもするんですね。
ひとつ気になる点を上げるとすれば年齢でしょうか。 猛男はいちおう高1なんですが、鈴木亮平さんは32歳!
さすがに無理があるんじゃないかなぁとも思いましたが…。
でもまぁ猛男も高1に見られているわけではないし、 これが本来の猛男の妥当な年齢なのかもしれません(笑)
続いて、大和凛子!
天使のような彼女を演じるのは、 ファッション誌「ニコラ」のモデルでもある永野芽郁さん。
大和は素朴でとても純粋な女の子ですよね。
永野さんもとてもかわいいですし、ルックスは問題ないと思うのですが、 なんと言ってもモデルさんなので身長があります。
大和と猛男の圧倒的身長差もあのカップルの特色なんですが、 それは無くなってしまうことになりますね。
猛男の大和のツーショット「保護者と娘」の絵図も少し期待していただけに残念です。
それを補う演技力や鈴木亮平さんとの掛け合いに注目ですね!
重要人物、砂川誠!
イケメンでクールだけど、とても思いやりのあるスナを演じるのは、 「MEN’S NON-NO」モデルで俳優としても活躍中の坂口健太郎さん。
クールで身長が高くて、どこか気怠そうな雰囲気を持っているスナの面影はありますね。
坂口健太郎さんもモデルということで、スナを演じる上でルックスには文句なしですね。
一つ気になるのは、役者経験が浅いということ。
スナは物語の中でも重要な立ち位置の人物ですし、 言葉数が少ない分、「表情やしぐさで伝える」という難しい部分を求められるんじゃないでしょうか?
僕は個人的に一番好きなキャラクターなので、スナの魅力をしっかりと演じて欲しいです!
この他に分かっているのは、 猛男の両親である剛田豊と剛田ゆり子ですね。
それぞれ寺脇康文さんと鈴木砂羽(すずきさわ)さんが演じます。
これまた濃ゆいキャラクターなんですが、 似せようという意識がすごく伝わりますし、なかなかのクオリティなのではと思います(笑)
キャストの演技について
ビジュアル面は問題ない、 そこで気になるのは「中身がともなっているんでしょうね?!」という点。
判断材料は予告編のPVです。
それではこちらをご覧ください(・∀・)
映画「俺物語!!」予告編
あれ…(゚∀゚)? 予想してたよりは期待できそうじゃないですか?!
よくありがちな、 「ビジュアルだけは似せてるけど、演技がついてきていない」 というパターンを脱してくれるかもしれません!
ビッグな作品な分、ファンから厳しい審査の目ももちろんあるでしょう。
PVなので良い部分だけを抜き出しているということもあり得ます。
が、僕は期待して待っていようと思います(・∀・)
映画「俺物語!!」のあらすじって?
予告編を見る限り、 猛男と大和が付き合うまでの話のようですね。
あらすじとしては、
彼がこれまでに好きになった女子は皆、イケメンの親友、砂川誠を好きになった。
ある日猛男は、電車で痴漢に遭っていた女子高生・大和凜子を助ける。 猛男は大和に一目惚れするが、後日、お礼に訪れた凜子の様子から「彼女もまた誠を好きになったのだ」と感じ、誠と大和の恋を成就させようと文字通り体を張って奮闘する。
しかし凜子が想いを寄せる相手は砂川ではなく…。
といった内容になるでしょう。アニメでいうと3話あたりまでのストーリーですね。
猛男と大和が付き合い始めた後にこそ、 魅力的なキャラクターがたくさん登場するのですが、 映画という縛りがある以上、 付き合うまでの話の方が締めやすいのでしょう。
そこから、また多くの人に、 漫画やアニメにも興味を持ってもらえるようになれば僕も嬉しいですね!
まとめ
今回は、人気作品「俺物語!!」の 実写映画のキャストについて触れてみました。
ビジュアル面では似せようという意識が伝わってきますし、 実際にハイクオリティなのではと思います。
気になるのが演技といった中身ですが、 期待が高い分、それに応えれば一気に評価が高まることは間違いないでしょう。
一体どんな作品に仕上がっているのか? 劇場公開がとても楽しみですね!