最近、子どもにスマホを持たせる時期について悩んでいます。
気になる時に、すぐに調べることのできるスマホはとても便利ですよね。
アプリも沢山あって、ちょっとしたゲーム機感覚でも使用できます。
子どものスマホ所持率が低年齢化していると言われますが、現在の子どもたちは、どのくらいでスマホを持ち始めるのでしょうか?
私も、とっても気になるこの疑問!
調べてみましたよ。
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子どもにスマホ を持たせるのはいつ頃?
『平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査報告書』(H29.3 内閣府)に、小、中、高校生のスマートフォン(キッズスマートフォンを含む)所有者の割合が記載されています。
- 小学生…27.0%
- 中学生…51.7%
- 高校生…94.8%
なんだそうです。
高校生は、ほぼ全員がスマートフォンを持っているのですね。
中学生でも、約半数の子は持っている、という調査結果が出ています。
そして、小学生でも約3割の子がスマホデビューを果たしています…!
娘のクラスも息子のクラスも約30人ですので、10人弱はスマホを持っている、ということですね。
実は私自身、去年スマホデビューしたばっかりなので、この数字には驚きを隠せません(;・∀・)
子どもがスマホを持つことによるメリット
デメリットが取りざたされることの多いスマホ。
メリットも勿論あります。
災害時の連絡手段
地震などの自然災害は、いつ、どこで起きるか予測ができません。
2016年に起こった熊本大地震、まだ記憶に新しいですね。
ここで、東日本大震災での教訓を活かした、LINEの『既読』機能が活躍します。
『既読』がつくということは、相手がメッセージを開くことができた(=無事)ということ。
大きな地震・余震続きで不安が大きくても、相手が無事だということが分かって安心できた、という方が多いそうですよ。
GPS機能で安心
居場所を特定できる どこにいるのか、一目瞭然!
塾や習い事で遅くなっても、居場所が分かるのと分からないのでは、安心感が違います。
おもちゃがわり
病院の待ち時間やご飯を作っている間に使用することもできますよ。
動画を見せたり、ゲームの操作ができるならゲームをさせてもいいですね。
大人もびっくりするくらい集中してくれるので、助かります。
ただ困るのが、集中しすぎてやめられなくなる、という事…。
ほどほどで止めることができれば、これほど心強いモノはありません。
あ、病院では音は小さくしましょうね・ω・
わからないことを自分で調べるようになる
娘の宿題で、『googleなどを使い、リサイクルマークのことを調べてくる』というものが出たことがあります。
帰宅してすぐに私のスマホを持ち、「自分で調べる!」とやる気満々!
googleの検索窓に言葉を打ち込み、マークはどんなものについているのか、どんな種類があるのかをせっせと調べていました。
それ以来、「○○の絵を描きたい」と言い画像を検索したり、「△△のことが知りたい」と、調べ物をしたりしています。
子供同士の関係が良好になる
「スマホがないから、仲間に入れない…」という疎外感がなくなります。
子どもたちは学校から帰っても、休日も、LINEなどを使用して友だちと連絡を取り合い、楽しんでいます。
当然、スマホを持っていないと話に入れないので、自然と距離ができてしまう、ということも考えられます。
デメリットはどんなものがあるでしょう?
スマホを持つことによるメリットは意外と多いことに気づいたんですが、もちろん良い事ばかりではありません。
逆にデメリットにはどんなものがあるかを紹介してみます。
心身の成長に影響
他人と関わることで、他人の気持ちを理解できるようになります。
外遊びをすることで、体力がつきます。
しかしスマホなどのメディアに触れる時間が長くなると、そういったものが不足してしまう恐れがあります。
人の気持ちを理解するという力や想像力を育む機会が減ってしまう可能性もありますね。
また、メディアの流す内容も、子どもにとっては衝撃的なものがあります。
例えば暴力的なものは、見せたくないですよね。
事件に巻き込まれる
ワンクリック詐欺、個人情報の流出、ネットいじめなど。
性犯罪に巻き込まれるケースもあります。
課金による高額請求も怖いですね。
妹の友人の話ですが、子どもがスマホをいじっていて、10万円を超える請求(!)がきたそうです。
色々な機関に相談もしたそうですが、残念ながら支払うしか手段がないという事でした。
子どものスマホはセキュリティを強化するなど、使用の際に気をつけなければいけませんね。
個人的に「持たせてもいいかな?」と感じる年齢
スマートフォンは非常に便利な道具ですが、持つにあたってはきちんとしたルールが必要です。
私は、高校生になったら持たせてもいいかなぁ、と考えています。
中学校までは、まだまだ行動範囲は狭いですし、どちらかといえば親の管理下です。
高校生になれば、それなりに判断力もついてきます。
アルバイトや部活を頑張ったりで、夜遅くなってしまうこともあるでしょう。
私も高校生の頃、文化祭の準備で夜8時頃まで学校に残っていました。
小・中は強制的に帰らされますけど、高校生になると、割と下校時刻がゆるーくなりますよね。
…私が通っていた高校だけ??
スマホを持たせる際のルールの例
○時以降は触らない
夜もずっと持っていては、夜更かししてしまい朝寝坊、ということになりかねません。
夜21時以降は触らない、などのルールを決めておきましょう。
この時、翌朝までの置き場所をリビングなどにすると、親としては更に安心です。
ゲームなどの課金アイテム、アプリのインストールは親に相談
たとえ少額でも、塵も積もれば…。
お金のかかることはきちんと親に相談する、というルールを決めておくと、請求が来てビックリ!!なんていう事態も避けられます。
スマホを触るのは、リビングのみ
人の目があると、後ろめたいことはしにくいものです。
中には、彼氏・彼女とのやり取りを見られたくない!という気持ちもあるかもしれませんが…、見ませんよー。
っていうか、文字小さくて見えません。
そんなに警戒しなくても、親は、嬉しそうにやり取りしている子どもを見て、ニヤニヤしているだけです(笑)
私も、そんな子どもを見てみたい♪
嬉しそうにしていると、見ているこっちも嬉しくなりますよね~(*^_^*)
ウイルス、偽の警告文に注意
ウイルス対策ソフトが入っているから…と安心せず、最初は一つ一つ、一緒に確認していくと安心ですね。
変なメッセージ画面になったら親に相談、というルールを決めておくのもいいでしょう。
まとめ
スマートフォンの長時間利用は、学力の低下に繋がることも分かっています。
使い方次第では、困った道具になってしまうんですね…。
スマホを持つメリット・デメリットを知り、親も子も心地よく使えるルールを決めていけるといいですね。
とっても便利なスマートフォン、大いに活用していきましょう!!