フランスの大道芸人、フィリップ・プティ氏を知っていますか?
映画「ザ・ウォーク」の元ネタでもある、
かつてアメリカニューヨークのワールドトレードセンターの2棟のビルの間に無許可でワイヤーを張って綱渡りを行ったことで有名な人です(゚∀゚)
東京タワーよりも高い地上411mとのことで、想像しただけでも股間が冷え切ります(笑)
今回はそんな彼の現在や年収について調べてみることにしました〜。
経歴とプロフィール
本名:フィリップ・プティ
生年月日:1949年8月13日
出身地:フランス、セーヌ=エ=マルヌ県・ヌムール
十八番:世界各地の有名高層建築物を無許可で綱渡り
幼い頃はかなりの問題児だったようで、周りの人に対して軽蔑的な態度をとっていたそうです。
その時からいろんな物に登って人間から遠ざかろうとする一面が見られていたようです。
そんな彼は、将来は演出家になることを夢見たようで、そこからは独学で読み書きを身に着けたと言います。
それから6歳の頃から手品にハマったそうで、少年の頃はずっと手品に没頭していたそうです。
14歳にはジャグリングをマスターして、16歳で綱渡り芸人としての才能を発揮し始めることになります。
その一方で素行の悪さは変わらず、17歳の時にはついに両親から勘当されてしまったようですよ(゚∀゚;)手のつけられないようなワルだったんですかね〜
少し話が飛びますが、「犯罪芸術」というジャンルがあるのを知っていますか?
例えばルパン3世なんかも同じで、社会的には犯罪とされるけど、同時にその技術に芸術性が見られるようなもののことを犯罪芸術と呼ぶそうです。
フィリップの綱渡りもまた犯罪芸術であり、彼の幼少期からの素行の悪さを良い方向に活かせた例ではないでしょうか(゚∀゚)
ちなみに本人によると、逮捕歴は実に500回を超えるそうです(笑)
フィリップ・プティの現在は?
若い頃には超高層建築物での綱渡りをするほど命知らずなフィリップですが、現在はどのような生活を送っているのでしょうね?
2009年に日本にやってきたときには、まだ現役の大道芸人でジャグリングなんかはもはや息をするのと同じくらいにサラリと披露していたそうです。
東京都庁ビルでの綱渡りもぜひやってみたいという衰えないチャレンジ精神っぷりも健在だったようです(゚∀゚;)
たぶんこの人は死ぬ瞬間まで「どこの高層建築物を渡ろうか?」と考えていそうですね(笑)
そんな彼ですが、2008年時点ではニューヨーク州東部のキャッツキル山脈にある小さな家に暮らしており、庭で毎日綱渡りの練習をしている生活を送っているとのことです。
2016年の現在は御歳66歳にもなっているということですが、相変わらず綱渡りのトレーニングをしているようにも思えますね。
年収はどれくらい?
大道芸人の年収っていくらなんでしょうね?
調べてみると、大道芸人の平均月収はおよそ25万円だそうです。
それも駆け出しの頃は数万円程度ということもザラにあるようです。
この他には海外の大きなコンテストで優勝したりすれば数百万円もの賞金をもらえたりするものもあるようです。
世界を相手とすればかなりの技術が求められるでしょうし、かなりシビアな世界であることは間違いなさそうですね。
でもこれはあくまで通常の大道芸人の給料です。
フィリップ・プティ氏に限っては別格と考えて良いでしょう。
と思いきや、さらにフィリップ・プティ氏に限っては何も綱渡りのパフォーマンスだけが仕事ではありませんでした…。
他にも本を執筆していたり、講演を行っているそうで、収入源はいくつも持っているようです(゚∀゚)
まさに大道芸人の頂点でしょうから、年収にすれば数千万円クラスであることは間違いないでしょう。
結婚しているの?
68歳になるも現役大道芸人として活動しているフィリップ・プティ氏ですが結婚はしているのでしょうか?
さっそく調べてみるも奥さんらしき情報は見当たらず、どうやら現在も独身のようです。
が、過去には恋人の存在があったようです。
アニーという女性で、フィリップがワールドトレードセンターでの綱渡りをした頃まで付き合っていたとのことです。
恋人からしてみれば、綱渡りをしている最中の姿なんて目も当てられないほど極限の緊張状態にあるのではないでしょうか。
できれば綱渡りのような危険なことはしてほしくないと思うのが当然でしょう。
実際に彼女自身、
「彼は私が追うべき運命なんて、聞こうともしませんでした。つまり私は、彼を追い続ける事しかできませんでした。」
と語っていたようです。
フィリップ氏は、恋人との生活よりも自分の追い求めるものを選んだのでしょう。
ここまで来ると、狂人と呼ばれる所以もわかりますね(゚∀゚;)
偉業を成し遂げる人間というのは、どこかぶっ飛んでいるものなのかもしれません。
まとめ
というわけで、フィリップ・プティ氏について調べてみました〜。
犯罪芸術というジャンルの魅力がすごく理解できた気がします(゚∀゚)
いくつになっても綱渡りを続けるという彼のチャンレジ精神は見習う点がたくさんありますね。
またどこかの高層建築物での綱渡りが見られる日が来るかもしれません。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました〜。