今回の記事は、 垣根涼介 さんについて書いてみました!
作家さんとしてはちょっと変わった経歴をお持ちのようですが・・・?
どうもこんにちは、僕です。
2017年、第156回直木賞の候補作には全部で5人の方がノミネートされていますね!
今回の直木賞でノミネートされている作家さんの中で、垣根涼介さんという方がいらっしゃいます。
初めて知る作家さんも多くて、どんな人生を歩んできているのか興味深く注目しているんですよね〜。
というわけで今回は、垣根涼介さんの病気や破産についての噂や、経歴や妻の話題について触れてみたいと思います!
垣根涼介 の経歴
まずは、垣根涼介さんの簡単な経歴やプロフィールについてチェックしてみることにします。
生年月日:1966年4月27日
年齢:51歳(2017年時点)
出身地:長崎県諫早市
出身高校:長崎県立諫早高等学校
出身大学:筑波大学 第二学群人間学類
小説を読み始めたのは小学校6年生の時からだそうで、「月と六ペンス」に感動したのをきっかけに、トルーマン・カポーティ、ガルシア・マルケスなどと数々の作品を読んでいたようです。
「月と六ペンス」といえば、死後に名声を得た人物の生涯を、友人の一人称という視点で書かれているものですが、小学生でこれに感動するとはなかなか渋い感性を持っていたのですね(゚∀゚;)
高校卒業までは長崎県で過ごし、筑波大学を卒業後はリクルートに就職します。
ところが2年で退社したあと、1年間ブラブラしていた時期があったようです。
ブラブラって、現代風に言うとニート期間ってことじゃないですかね(゚∀゚;)
その後、商社に再就職するも3ヶ月で退職、次に就職した旅行代理店には7年半勤務していたようです。
ここまでの経歴を見ると、仕事が続かないダメ人間のようなイメージをしてしまいそうですね〜。
作家を目指すようになったのは、旅行代理店の求人広告の制作で文章やコピーを書いていたのがきっかけだったようです(゚∀゚)
そこで文字で1つ抜きん出たものをつかみたいという思いから、文章力の高いと思った純文学の本を読むようになったのだとか。
1日1冊を2年間続け、700冊もの本を読む中で、ミステリージャンルにも興味を持ち、読書にどっぷりとハマっていったそうです!
1日1冊って仕事をしている人だとかなり難しいんじゃないですかね(゚∀゚;)毎日相当な睡眠時間を削ることになったのではないかと思います。
作家になってから数年後の2004年、「ワイルド・ソウル」で
- 大藪春彦賞
- 吉川英治文学新人賞
- 日本推理作家協会賞
以上の3つを受賞し、史上初の三冠受賞を成し遂げています。
そして続く2005年には「君たちに明日はない」で山本周五郎賞を受賞します。
自分自身のサラリーマンを経験を元に描かれた作品で、これをきっかけに垣根涼介さんを知ったという人も多いのではないかと思います。
破産経験がある?
垣根涼介さんについて調べていると何やら「破産」というキーワードが出てきますが、どういうことでしょうか?
これは彼が28歳のバブル景気の時の話です。
ローンでマンションを購入していたそうですが、景気悪化や転勤のために返済の目処が立たなくなり、破産したのでは?と言われています。
実際には破産をしたわけではなく、破産が目前まで迫っていたということだそうです。
不景気になってから自宅は人に貸したそうですが、マンションのローンの支払いと家賃の支払いで赤字になってしまった上に、5年後には月々の返済額がさらに上がる予定…。
そして勤務先の労働組合からは3年後に給料減額の通知。つまり破産するも同然。
ギャンブルをするでもない、女遊びをするでもない、真面目に働いているのに、破産してしまうということに「理不尽だ!」と怒りにかられたそうです。
作家を目指すきっかけの最も大きなモチベーションはここにあったようで、「このままではやばい!」と賞金を狙って、昼間は会社で勤務、夜に小説の執筆をする生活を2年間続けたのだそうです(゚∀゚;)
この2年間は相当にハードで、まさに地獄のような日々だったのではないかと思います。
だって小説を書いたからと言って入賞できる保証はどこにもありませんからね…。
彼の強靭なメンタルはぜひとも見習いたいですね!
そうして書き上げた初めての小説が「午前三時のルースター」。
これを当時最高賞金額だったサントリーミステリー大賞に応募すると、大賞、読者賞とダブル受賞を果たします。
この実績を機に、会社を辞めて専業作家となったという経歴をお持ちですね!
見事なまでの人生逆転劇で、彼の作家デビューまでの様子を小説にしてもおもしろそうですよね(゚∀゚)
病気とは?
垣根涼介さんについて調べてみると、これまた不穏なキーワード「病気」というものがちらつきました。
何か重い病気にでもかかっているのかと心配になりましたが、彼のブログを見ると、どうやら過去に精神病を患っていたことがあるようです(゚∀゚;)
精神病とは、わかりやすく言うと「うつ病」のことのようです。
2009年のブログ記事に次のような記述があります。
・ただでさえ鬱病持ちのタービンが喘ぎっぱなし(苦笑)
・ここ三年ほど苦しんでいた精神の病からもほぼ開放されつつあり、主治医によればほぼ九割の仕上がりだと言われました垣根です。参考:垣根涼介ブログ
現在は快復されているようですが、過去会社員と執筆活動を並行していた時期に精神的に参っていたのかもしれませんね(゚∀゚;)
だって考えただけでも、到底できそうにないって思ってしまうほど過酷そうでしたしね。
うつ病って、3人に1人が人生で一度は経験するって言われているほど有名な精神病ですし、再発はもちろんのこと、自分自身も気をつけないといけないですね!
妻や結婚について
垣根涼介さんは結婚されているのでしょうか?
調べてみると、専業主婦だった妻がいるようです。
「専業主婦だった」というのは、過去に彼が破産の危機が迫っていたときのこと。
それまではなんとか自分一人の稼ぎで生活をして、マンションのローンも支払っていたようですが、この時ばかりはさすがに妻にも働きに出てもらったようです(゚∀゚;)
現在でこそ共働きは当たり前のような風潮になっていますが、当時はまだ男のプライドみたいなものもあったのではないでしょうか。
でもピンチの時に協力体制を得られる関係性こそ、本物のつながりとも言えますよね!
旦那がピンチになると、手のひらを返したように離れていく女性も多いという情報もよく目にしますからね(゚∀゚;)
彼の妻は献身的で羨ましいですね!生涯の伴侶選びは慎重に行いたいものです。
まとめ
というわけで、作家の垣根涼介さんについて調べてみました〜。
病気や破産という不穏なキーワードが出てきた彼でしたが、今では病気は快復、破産もなんとか乗り切ったということがわかり、僕自身もスッキリしました(笑)
普通のサラリーマンから努力の2年間を通して、作家デビューを果たすというロマンのある経歴も見させていただきましたね!
その間、妻の支えもあってのことだったでしょうが、彼のバイタリティは見習うべき点がたくさんあります。
ここまできたら直木賞も獲得して、さらに賞金を稼いで欲しいとも思いますね(笑)
それではこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございました〜。