女子サッカーの澤穂希選手が現役引退を発表しましたね! 引退後の行方にも注目が集まりそうです。
15歳で日本代表デビューし、なでしこジャパンの柱として長いこと引っ張ってきたレジェンドの彼女がついにいなくなってしまいます。
2011年のワールドカップでMVPに輝いたり、日本を初優勝に導いたのは記憶に新しいですし、2015年のカナダ大会でも準優勝という結果に大きく貢献していたんですよね〜。
澤穂希選手の引退理由は?
澤選手は、17日午後、引退会見を行います。詳細はその会見の中で語られるのかもしれません。
引退の大きな節目となったのは2015年のカナダ大会であると思われます。
なでしこジャパン最強の相手アメリカと決勝で対戦したのをついこの前のことのように思い出しますよね。
アメリカとの通算成績は1勝23敗6分と、かなりの実力差があることを感じずにはいられない結果となっており、カナダ大会でも2対5で敗れ準優勝という結果に納まったんですよね。
その大会の時のことを澤選手は次のように語っています。
日本代表「なでしこジャパン」の澤穂希選手は「早い時間帯で失点してしまった。取られてはいけない時間帯で3失点してしまったことが痛かった。
ただ、今、持っている力を出し切ったが、これが結果だと思う」と振り返りました。
そのうえで、「今大会を最後のワールドカップとして位置付けて臨んだ。悔いなく、自分自身はやり遂げた」と振り返りました。
出典:サッカー女子W杯 なでしこ 連覇ならず NHKニュース
この時にはすでに引退を視野に入れているとも取れるコメントを残しているんですよね。
関係者やファンの間でも「え!引退しちゃうの!?」「まだ活躍をみたい!」といった反応が挙がっていました。
この他にも引退の理由につながるとも捉えられるコメントを残しています。
「自分の中では最後のW杯だと思ってるんで。年齢的にも」と語る澤に、聞き手を務めた青山愛アナウンサーが「まだ分からないですよ」などとヨイショする場面もあった。
しかし澤は「分かります」とこれを一蹴。
改めて「分かります、自分で。なので本当に最後だと思ってやるので。簡単ではないですけど、やる以上は一番綺麗な色のメダルを獲りたい」と覚悟をのぞかせていた。
出典:澤穂希が報ステ女子アナのヨイショを一蹴 : footballnet【サッカーまとめ】
この言葉からも引退はすでに決めていたということなのでしょう。
ここから察するに、引退の理由は年齢や体力的なことを考えてのことなのだろうと考えられます。
下手にサッカーの道にしがみつくのではなく、自分の中で最高到達点に達したな、と感じたのでしょう。
あとは下がっていくだけかもしれませんし、それなら思い切ってスパっと辞めようという意図も汲んで取れます。
レジェンドとなると、引き際も美しいですね(゚Д゚)
参考: →澤穂希の引退理由は妊娠や病気?丸山桂里奈選手との絆について
その後の活動は?
引退後にはどのような道に進むのかも気になりますよね。
指導者としてサッカー業界に関わるのか? それとも、結婚もしたことだし、専業主婦として家庭に入るのか?
大まかな方向性のヒントとして、 なでしこジャパンワールドカップメンバー大会直前インタビューの動画があります。
こちらの動画の8分30秒あたりで澤選手の「今の夢」について語っているのですが、 「2020年の東京オリンピックで仕事がしたい」と語っています。
ということで、 サッカーに関連する仕事に携わるというのが澤選手のビジョンのようですね。
指導者としてなのか、コメンテーターとしてなのか、いずれにしてもまだまだサッカー業界に大きな影響を与える機会があるということなのでしょう!
これまで日本の女子サッカー界を大いに盛り上げてくれたレジェンド澤穂希。
本当に尊敬する部分も多く、今回の引退は残念ですが、次は別の立場からこれからの選手たちに良い影響を与えていって欲しいですね。
長い間、本当におつかれさまでした!!