自由研究。
夏休みの宿題の強敵です。…と、私は思っています。
この強敵をやっつける(仕上げる)のに、自分のときも悩みましたが、親になってもそれは変わらず(笑)
子どもも、「どうやったらいいのか、よくわかんない」と毎年悩んでいます。
いつもネットで検索して、「こういうのはどう?」と投げかけて、それが面白そうなら動きだす、という感じです。
子どもにとっても親にとっても、自由研究が強敵なのは変わらないんですね…。
科学系が好きなお子さんと苦手なお子さんでは、取り上げるテーマが変わってきます。
また、学年によっても、手の器用さや想像力、
根気強さなどは異なりますので、それぞれに合ったテーマで進めていきたいですね。
Contents
自由研究 のテーマはどう決める?
身近にあるものでできる研究が、取り組みやすいようです。
娘の同級生は、『10円玉を家にあるものできれいにしよう』という研究をしていましたよ。
必要なものは、10円玉としょうゆやケチャップなどの調味料。
10円玉も調味料も、どのご家庭にもありますので、これなら取りかかりやすそうです。
生活の時間に植える朝顔を持ち帰っていたら、ちょっと早起きして観察をしてもいいですね。
花の数は?つぼみはいくつある?種はどう変化していく?
そうそう。
朝顔はツルの巻きつく方向と、つぼみが描くらせんの方向が逆なんだそうですよ。
そんな小さなことも、実際に見てみないとわからないもの。
お子さんと一緒に観察するのもいいですね。
山に行って昆虫採集をしたり、海に行って貝殻集めもいいでしょう。
貝殻の名前を調べるのが大変だったら、貝殻を使って何かを作っても面白いです。
100均で売っているシンプルなフォトフレームに、貝殻やシーグラスを貼っていくだけでも、とっても素敵ですよ。
お子さんの年齢に合わせて、色々な自由研究のテーマを検索することができるサイトをご紹介します。
実際に実験している動画もあり、面白そう!やってみたい!という気持ちが自然と出てきます。
お料理を通して実験ができます。実験が終わったら、おいしく頂きましょう。
テーマの検索は誰でもできるのですが、詳しい内容を見るには会員登録(無料)が必要です。
簡単にできる工作は?
時間がなくても、半日あれば完成する工作もあります。
簡単に作れる工作をあげてみましたので、是非お子さんと一緒に作ってみてください。
ペットボトルでボウリング
用意するもの
ペットボトル(500ml)…10本、新聞紙、ガムテープ、ビニールテープやマスキングテープなど、ペットボトルを飾るものを適宜
1.ペットボトルを洗って乾かし、テープで飾り付けをします。
2.新聞紙をぎゅぎゅっと丸め、崩れないようガムテープを貼ります。
3.ペットボトルを並べ、新聞紙のボールを投げて遊びましょう。
消しゴムはんこ
用意するもの
消しゴム、彫刻刀、ペン
1.消しゴムが新品の場合は、粉を落とすために洗います。
2.消しゴムにペンで絵を描きます。自分の名前でもいいですね。
3.白くしたい部分を考えて、そこを彫刻刀で削り落としていきます。
お子さんが彫刻刀を使用したことがない場合は、お父さん・お母さんが削っていきましょう。
4.紙に押してみましょう。
牛乳パックで作るペン立て
用意するもの
牛乳パック(開いていないもの)、ハサミ、包装紙や布(牛乳パックを飾るのに使います)
1.牛乳パックを適当な高さで切ります。
2.包装紙や布を貼り、牛乳パックを飾ります。
*切り取った残りの牛乳パックを使い、仕切りを作ってもいいですね。
この場合、セロハンテープで固定しましょう。
トレーで作る船(お風呂などで遊べますよ)
用意するもの
トレー(スーパーで、お肉とかが入っているアレです)
紙コップ(牛乳パックでも代用できます)
ストロー、きり、ビニールテープ
1.トレーと紙コップにきりで穴を開けます。
*トレーに紙コップをのせた時、紙コップの穴とトレーの穴が同じ高さになるようにします。
2.紙コップにストローを刺し、反対側をトレーの穴の内側から外へと出します。
3.紙コップをビニールテープでトレーに固定します。
4.お風呂などに浮かべ、紙コップに水を入れましょう。
ちゃんと進むかな?
こちらに写真付きで詳しい作り方が載っています。
市販の工作キットの例
陶芸教室に通い、お皿を仕上げて提出していた子もいましたが、市販されているキットを使用した子が多いように感じました。
今は、材料が揃った工作キットがあるので、それを使用すれば負担もグンと減ります。
市販の工作キットは、種類が沢山!探しているうちに、楽しそうだなぁ~って思えるものにも、きっと出会えますよ。
米村でんじろう先生のサイエンスキット。
接着剤が不要なのが嬉しい♪太陽光だけでなく、白熱電球でも走るそうです。
車好きの子が喜びそうですね。
泥だんご、子どもは作るの好きですよね。
その泥だんごが家の中で作れて、しかもピカピカと光るんです(発光ではなく、反射で光るようです)。
これ、私も作ってみたいです。楽しそう♪
自由研究の思い出
私の自由研究の思い出として真っ先に出てくるのは、朝顔の観察です。
毎年、母が植えていた朝顔。
咲いた花の数を毎日数えました。
7月・8月よりも、9月に入ってからのほうがよく咲いて…。
ちょっと悲しかったのを覚えています。
夏は毎年海にキャンプに行っていたので、貝殻を集めて標本を作ったこともあります。
山の中に住んでいたので、海に行くと嬉しくて。
今でもつい貝殻を拾ってしまいます。
これ、娘もやったんですけど、すっごく大変!
親が大変!だって、貝の名前がさっぱり分からないんです(;_;)
子どもは途中で飽きちゃうし、図鑑を見てもネットで検索をしても引っかからない…なんていう貝がゴロゴロ。
もうしないぞ、と誓いました(笑)
反対に、海藻の標本はやりやすかったです。
が、悪臭が漂うのが難点でしょうか。
ホント、ありえなーい!ってくらいの悪臭で…。
うまくやれば、匂いはないのかな?
水を入れたビンに色々な色紙を巻いて、それを外に放置した場合の水温上昇の違い、というものもしました。
何時間後に何度上昇っていうのを細かく調べていったのですが、黒と同じくらい上昇したのは、○色。(あえて伏せるw)
もしよければ、実験してみてください(^^)
まとめ
色々と理科的なことをやってきたのですが、最終的に制作に逃げました(´∀`;)
母が手芸得意なので、教えてもらいながらタペストリーを作ってみたり。
これ、まだ実家に残っていました。
20年以上前のものですが、きれいに残っていて感動!
あ、歳がバレてしまう…。
最近は工作キットの種類も豊富。
親も子も、負担にならないような自由研究ができるといいですね。