鉄血のオルフェンズに登場する機体、 ガンダムバルバトスの機体性能が少しずつ判明していくにつれ、 作中でもかなり強力な機体なのではないかと感じるこの頃です。
デザインもかっこよくて人気が出るであろうバルバトスですが、 この機体の性能についてもっと詳細に踏み込んで調べてみると、新しい発見がありました!
バルバトスの性能の高さ
まず、鉄血のオルフェンズの世界では、 モビルスーツを自主製造できる工業力を持つ勢力はギャラルホルンのみとされています。
だから5話で鉄華団の戦艦「イサリビ」からモビルスーツ(バルバトス)が登場したことが驚かれていたんですね。
さらにはそれが希少なガンダムフレームであること。
ガンダムタイプは全部で72機あり、この72という数字はソロモン72柱の悪魔から由来しています。
ちなみにその中に存在する序列8位を「バルバトス」というみたいです。
つまりバルバトスは、ガンダムフレームの8番目の機体ということですね。
また、ガンダムフレームは高出力のエンジン「エイハブ・リアクター」を二基搭載しています。(グレイズはこれが一基しかない)
これのお陰でバルバトスはあれほどの高機動を生み出せるんですね。
その反動としてパイロットにも負担が大きくかかるんですが、 これを軽減する役目を担うのがエイハブ・リアクターの炉内に発生する「エイハブ粒子」です。
この粒子はモビルスーツの機動時に発生するG(重力)を緩和する効果を持ちます。
そして後述の前提知識になりますが、この「エイハブ粒子」の波動を「エイハブウェーブ」と言い、これは電波障害を発生させるという特性を持っています。
ナノラミネートアーマーって…?
MSや艦艇などに採用されている特殊装甲。
機体のエイハブ・リアクターから発するエイハブ・ウェーブに反応して硬化する特殊塗料が塗布されており、実弾射撃に対して高い防御力を発揮する。
遠距離からの攻撃は決定打になりにくいため、打ち破るには接近しての物理的打撃が有効とされる。
出典:wikipedia
ということで、かなり高度なシステムを利用した特殊装甲みたいですね。
この装甲の何が強いのかって、鉄血のオルフェンズの世界では基本的にビームライフルやビームサーベルなんかの「エネルギー兵器が存在しない」からなんです。
よって射撃戦は実弾兵器しかないので、これらの武装ではナノラミネートアーマーを施した機体に致命的なダメージを与えることが難しいんですね。
(三日月がやったようなゼロ距離滑空砲射撃は例外です(笑)
だから敵機を破壊するなら接近戦で「ぶん殴る」のが有効ということなんですね。
事実、バルバトスのメイスの破壊力は尋常じゃないですよね(゚∀゚;)
阿頼耶識システム搭載バルバトス「俺tueee」
よって、
- 高出力エンジン「エイハブ・リアクター」
- 特殊装甲「ナノラミネートアーマー」
- デバイスシステム「阿頼耶識システム」
これらを搭載しているバルバトスがいかに強力な機体かが分かると思います(・∀・)
長距離の射撃戦じゃ破壊できない、かといって接近しても阿頼耶識システムでの操縦と高出力エンジンを合わせたバルバトスの機動性についていけない…。
そんじょそこらのモビルスーツではバルバトスに対抗することはかなり厳しいと思われます。
というわけで、初期段階の今はバルバトスの独壇場ですが、 今後敵機にもガンダムフレームが登場するでしょうから、それらの機体との戦闘が楽しみですね!