さぁ寝よう!と布団に連れて行っても、おしゃべりや遊びがとまらなくて、イライラ…なんてことはありませんか?
まだお皿洗ってないよー、早く寝てよー、お母さんもやりたいことがあるんだよーって思っても、なかなか思い通りにはいかないものです。
でも、ちょっと待ってください。
いつもお子さんはダラダラ夜更かしですか?時々はスコーン!と寝てしまうこともありますよね?
早く寝てくれる日と、そうでない日。違いはあるのでしょうか?
Contents
夜寝ないようになる原因はあるの?
原因はいろいろとありますが、
- 昼間の活動量が足りない
- 遅起き→夜更かしの悪循環
- お昼寝が遅い、お昼寝の時間が長い
- 寝る時間ギリギリまでテレビやスマホの画面を見ている、寝る部屋が明るい …などです。
詳しくみていきましょう。
昼間の活動量が足りない
大人でも、運動をして疲れた日はいつもより早く眠くなりますよね?
20時ごろにはウトウト…なんてことも私はあるのですが(笑)
子どもも、昼間に体を使っていると早く眠くなります。
大型遊具のある公園に連れて行ったり、お店が近所にあれば、歩いてお買い物に行くのもいいですね。
息子が2歳10カ月の頃のことです。
この子は歩くのが大好きで、どこまでも歩いていくような子でした。
ふと『どこまで歩いていくだろう?』と思い、子どもの散歩に付き合って一緒に歩いてみたことがあります。
お姉ちゃんを保育園に連れて行き、お茶とおやつをバッグに入れていざ出発!
市役所の前を通り過ぎ、スーパーのある交差点を曲がり、図書館の前を通り…。
途中、おやつ休憩をはさみましたが、午前中はずっと歩きっぱなし。トータル6キロくらいは歩いたと思います。
疲れてお昼ご飯を作る元気がなく、レトルトのカレーで我慢してもらいました。
でも、さすがに本人も疲れたのか早くお昼寝してくれまして。夜もすぐに寝てくれましたよ。
小さいからと侮ってはいけませんね。子どもってすごい体力があるんだと、ひしひしと感じた出来事でした。
遅起き→夜更かしの悪循環
仕事が休みだからと遅くまでのんびり寝ると、夜なかなか寝られない!と焦ったことはありませんか?
子どもも同じで、遅起きするとなかなか眠気が襲ってきません。
また、大人が起きているのも気になるようです。
起きて何か楽しい事をしているんじゃないか、まだ起きているから遊んでくれるんじゃないか…と思うようですよ。
こんなときは、一緒に寝てしまうのも一つの方法です。
翌日早く起きて、前日にできなかった作業の続きをしましょう。朝の空気は静かで、気持ちがいいですよ。
お昼寝が遅い、時間が長い
主人の母は、「せっかく寝たんだから、もう少し寝かせてあげたら…」という考えの人です。
お昼寝がズレにズレ込んで、17時、18時頃から寝てしまっても、です。
でもですね。 経験したことのある方はわかるかと思いますが…。
そんなことさせてたら夜寝ないのよ!! 私が大変なのよ!! ってなりますよね~!なかなか理解してくれなくて、何度怒鳴りそうになったことか(笑)
お昼寝したら15時頃には起こして、おやつにしてあげましょう。
どれだけ遅くても、16時頃までには起こしてあげたいです。
そうしないと、お風呂・晩御飯が遅くなる→寝るのが遅くなる、となってしまいます。
寝る時間ギリギリまでテレビやスマホの画面を見ている
寝る部屋が明るい テレビ、スマホの画面って明るいです。
夜のコンビニやスーパーも、目が痛いくらい明るいですよね。
夜にこういった明るい光を浴びると、体内時計が狂い、睡眠・覚醒のリズムがうまく働かなくなってしまいます。
夜は蛍光灯よりも、暖色系の明かりがいいのだそうですよ。
朝日を浴びて夜は徐々に暗くすると、体内時計が整うのだそうです。
寝かしつけの方法
赤ちゃんの場合はこの方法だと寝てくれる!というのが、どの赤ちゃんにもあります。
諦めないで色んな方法を試してみてくださいね。
添い寝をする
誰かが隣にいると、安心して眠ってくれます。優しくトントンしてあげてもいいですね。
CDなど、音楽を聞かせる クラシックやオルゴールの音を聞くと、大人もゆったりとした気分になってきますよね。
赤ちゃんも同じように、リラックスして眠りにつきやすくなります。
抱っこ
抱っこしてウロウロ歩いて…で、眠ってくれることも。
ただ、この場合気をつけて欲しいのですが、抱っこする人が違うと眠らない、なんていう子もいます。
うちの子が二人ともそうで…。主人の母の抱っこだと寝るのに、私だと寝ない。
もう、なんていうか……。平たく言うと、ものすごくショックを受けました。
お気に入りのタオル・ガーゼなど
妹がそうだったのですが、お気に入りのタオルやガーゼなどを握っていないと眠らない、という子もいます。
気持ちよく寝てもらえるように布団を洗濯する
布団の状態を良くしておくのも、寝かしつけには役立つ方法です。
布団を干さないという人はけっこういるみたいですが、干さないままの布団にはダニが繁殖していることが多く、カビも発生しやすいようです。
赤ちゃんのダニ刺されの原因は布団にあることがほとんどで、これが赤ちゃんや子どもの健康にも悪い影響を与えることもあります。
なので、定期的に布団を洗濯したり、こまめに干すことで寝心地のよい布団にすることができます。
洗濯するのは大変なのでクリーニングがおすすめですが、最近だと布団の宅配クリーニングもいろんなサービスが出ていますね!
布団に限らず、衣類についてもおすすめの宅配クリーニングも紹介されているので、一度チェックしてみると新しい発見があるかもしれません。
二歳児からはどうすればいい?
二歳児、といえば『魔の二歳児』ともいわれるように、親の言うことに何でも「イヤ!」という事が多くなります。
イライラしちゃいますよね。
でもこれって、ちゃんと自分の考えが持てている証拠なんです。
ちゃんと成長しているんですよ!何でイヤイヤ言うのだろう…って悩まなくていいんです。
むしろ、「ちゃんと子育てできてる!」って自分を褒めてあげてくださいね。
二歳くらいになると、おしゃべりをしてくれる子も多いでしょう。
ゆっくり話しかけて眠らない理由を聞いてみると、答えてくれるかもしれません。
添い寝
ちょっぴりお兄ちゃん・お姉ちゃんになっても、やっぱり隣で寝てくれると安心するようです。(うちの子、小学2年生ですが、未だに添い寝から卒業できません(^^;))
眠る前の『儀式』をつくる 例えば お気に入りのおもちゃに「おやすみなさい」と言う。
絵本を1冊読み聞かせる。 お父さんに高い高いをしてもらう。 …など、眠る前に一つやる事を決め、それから眠りについてみましょう。
習慣化すると、自然と眠くなりますよ。
寝たふり
これ、効果あります!ただ、気付いたら自分も一緒に寝てる確率が高い、というのが難点。
親が隣で気持ちよさそうに寝ていると、子どももそのうち寝てくれます。
最初は乗っかってきたり、叩いてきて「遊ぼう~」と訴えてきますが、だんだんと落ち着いて、眠ってくれますよ。
お昼寝の時間を考えてみる
もしかすると、お昼寝の時間が長いのかもしれません。
少しお昼寝の時間を短くしてみる方法もあります。
1時間~1時間半くらいで調節してみてくださいね。
ちょっと放置してみる
冷たいようですが…。
でも、そのまま一緒にいてイライラが募ると、それが子どもに伝わって余計に寝ない、なんてことにもなりかねません。
落ち着くために、ちょっとお部屋から出てみるのも一つの方法です。
私も「ちょっとトイレ!」とか適当な理由を言って部屋から出て、気持ちを落ち着かせたりしていました。
深呼吸して少し時間をおいて部屋に行くと…、大人しく布団に転がっていたりするものですよ。
まとめ
子どもがすぐ寝る!と巷で話題の『おやすみ、ロジャー』。
うちの子たちにも試してみました。
で、その結果ですが。
うちの子では効果が感じられませんでした…。
元・演劇部の演技力で頑張ったのですが、うーん…。
我が家は読み聞かせをせず、添い寝や子守唄で寝かしつけをしているので、本を読み聞かせるということが、かえって気になってしまったようです。
読み聞かせをする習慣のあるご家庭だと、効果が感じられるかもしれません。
生活リズムを整えると、夜も自然と寝てくれるようになります。
昼間の活動量や夜の照明の明るさなど、できるところから改善していきましょう。
とはいっても、今までの習慣を変えるのは難しいもの。
あまり根を詰めすぎると、かえってストレスが溜まってしまいます。
できる範囲で、ちょっとずつ変えていけるといいですね。